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2006.07.24

みにだけなの

ひょんなことから、iPod nano をいただいちゃいました。
店で手に取ったときから知ってたけど、この薄さは連邦のバケモノクラス。
こんなんで音が鳴るだなんて、カテジナさん的に言うと「薄いよねぇ、坊や!」といったところか。
あぁ、Vネタは誰もピックアップしてくれない危険性極大だね。
さてさて、ここでひとつの疑問なのだが、ミニ(6G)とナノ(1G)のプレイリストを同一PCで管理できるのかなあ…。

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(写真中央は、通りすがりのドコモダケ)

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2006.07.08

忘れそうだった ~その6 イゴンのすすめ~

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●作品解説Ⅲ
タイトル:「イゴンのすすめ」

タイトル由来:
 まずタイトルを決め、そこからストーリーのイメージを膨らませていく…といった変則手法?

執筆時期:
 99年夏(大学1年)

概要:
遺言(ゆいごん)のことを法律用語では「いごん」といって、15歳未満の者が書いたものは無効である、といった法律知識の断片が物語の骨格になっている。
物語全体のモチーフは、T-BOLANの佳曲「悲しみが痛いよ(アコースティックバージョン)」が歌うセンチメンタリズムであり、テーマも「悲しみが痛いよ」の僕的解釈の世界そのものであるが、当初の意図の半分も形にできていない。

メインキャラクター:
 若山透(主人公) 15歳。名前は WtoWの主人公を流用。性格等、全て僕を投影している。
 稲葉鳩       透の小学校時代のクラスメイト。

ジャンル:
 この作品以降、自分が書いたものがどういう「ジャンル名」であるといえばいいのかをとても困って、結局 「青春モノ」と自分ではそう人に説明していた。

あらすじ:
名門高校に入学を果たしたばかりの春、透は河原の土手で昼寝をしているところで1人の少女・鳩と出会う。彼女は透が小学校を転校する前のクラスメイトで、これは「再会」なのだとという。当時はいじめられっこで辛い思いをしていたはずの鳩が、屈託なく明るい笑顔で告げる。「遺書、書いてみない?」 

影響を受けたモノ:
 T-BOLANの 「悲しみが痛いよ」、「Teenage Blue」、その他何曲か
 KANON(ゲーム)
 都築真紀「月光」(マンガ)

解説など
 ・「鳩」のネーミングは自分自身、当時も今でもとても気に入っていて、だからこそ、不幸な役柄のヒロインの名前に使ってしまったことを後悔している。なんといったって、もし将来自分に娘ができたとして、たとえお気に入りでもそんな名前娘につけられないし…。

・もともとの発想は「遺言・遺書」を題材に何かお話を作ろうという考えがあって、当初は、主人公である小学校の教師が、授業の中で教え子に『遺書を書いてごらん』と言って書かせたら、子供たちはいろんな珍遺書・好遺書を書いちゃいました……、といったものだった。

・「そんなに無邪気に笑いかけながら、僕の幼さ故の過ちを今更背負おわせようとしないでくれ」
さらに言うと、
 「鳩が死ななきゃならなかったのは僕のせいだって言うのかよ」
という少年の心を抉るような悲痛な叫びを描くつもりだった。
が、『責任なんてとれねぇよ!』と叫ばせていたのでは、「イゴン」を「すすめ」ることにならないよなぁと思い直し、今の前向きなおとし方になった。そうなったのも当時の僕の力不足・時間不足のせいであるし、もともと書きたかった主題は全者にあるので、いずれ書き改めたいとは思っている。ダークな終わらせ方になるだろうけど。

・「悲しみが痛いよ(Accoustic Ver)」はT-BOLAN随一の名曲。
 "久しぶりだね でも変わったね やけに器用に喋るんだね"
 "どうせ想い出なら 無邪気なアイツのままがいい"
らへんの歌詞は、読めば分かってもらえると思うが、まんまイゴンのすすめワールドだ。

・いじめっこの名前はモロ実名。僕が大阪にいた頃のクソガキの名前をそのまま使ってやった。ああ、「ペンは剣より強いのだ」とその威力を振りかざせるくらい影響力を持ちたいもんだ。
その他、小学校1、2年の頃の担任の教師に迫害を受けた話とか、暗い実話エピソード盛りだくさん。生徒は教師を選べない。よって、残念ながら、子供にとって教育の機会は平等ではない。これは僕の持論。

・自画自賛の一文がある。
"さよならは、待っていた風にとけて、やがて消えた。"


文芸研究会発行 清流第七号所収
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