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2004.11.20

マイン・スイーパに敬礼。

先日紹介した蝶・地雷本、
"本格推理委員会"
を、こともあろうに、

「読んでみたい」

と果敢にもおっしゃった方がいらっしゃる。いやぁ、ほんま、ある意味尊敬に値しますけど、゜後悔しても知らんですよ…。
でもね、
 
 


黒幕、自分の妹ですから!
残念っ!!!


ミステリ強制ネタバレ斬りぃ!

 
 

ふぅ、いいことした後は気持ちがいいもんだなぁ…。スッキリ。

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2004.11.18

ゴミは気合で捨てろ

環境とかリサイクルとかISOとかエコとか、まあ、ハヤリのゴミの分別収集。
神戸に住んでたときはそんなの無いに等しく、金属かそれ以外かみたいな分けかたしかしてなかったけれど。企業ではそうもいかないらしく。

会社の休憩スペースには、ズラリと横一列よろしくゴミ箱が並んでいる。
1.紙等燃えるゴミ
2.プラ、ビニール系
3.紙コップ
4.生ゴミ
5.缶
6.瓶
7.金属等燃えないゴミ
8.産廃

ここで注目。
燃えるとか燃えないとか、キミたちちょっと考え方が受け身過ぎです。主体性っていうものがないんとちゃいますか?

この前、クラフトテープ(ガムテープの紙でできたやつみたいなの)を紙のところに捨てようとしたら、
「それは燃えないゴミんとこに捨ててください」
と言われました……。

僕は燃えると思ったんです。だから紙といっしょんところに入れとこうと思ったわけです。ところが、クラフトテープは燃えない、とおっしゃる。
まあ、確かにここには二つの判断基準があるだろう。ホンマに燃えないものと燃えることは燃えるけど、なんか綺麗には燃えないもの。

でもね、燃えることは燃えるのだから、その辺きっちり言い分けたほうがいいと思うわけですよ。「あえて燃やさない」という良心の姿勢を表したらいいと思うのですよ。燃やしたいのはやまやまだけれど、ここは我慢して地球とか環境とか監査とか(!)を鑑みて燃やさないでおく、って考え方であれば、ゴミ箱は、とりあえず、

燃えるゴミ
 ⇒
  燃やすゴミ

燃えないゴミ
 ⇒
  燃やさないゴミ

とすることを提案する次第です。







と、ちょっといいこと言ったように見せかけて、気分次第で、燃やしたければ何でも「燃やすゴミ」の方に捨てちまえと考えている立木さん。
だって、ペットボトルだってクラフトテープだって、燃えるし燃やせるに決まってるやーん。

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2004.11.15

Miss Reading; Reading Miss

くだらない本を読む時間があるほど、人生の時間は長くない。しかし、ある人が言うには、
「本との出会いは究極のギャンブル」
というものらしく、時には酸っぱい顔しながら地雷を踏む羽目に陥ることもある。踏んだら最後、時間の浪費を悔いる自責の念と、投擲されて背表紙から真っ二つになった地雷(かつて本であったモノ)がそこに残されるだろう。

僕はたまに思いついたように「新人賞受賞作」に興味を示し、買って読むことがある。
高校時代は、角川スニーカー文庫の「学園小説大賞」を制覇したこともあったりする。「新人賞」というくらいだから、まあそこそこ読む価値・読まれる価値があると評価されて出版されたはずだろうという期待があった。勿論、フロンティア精神の気概というのもある。誰だってたまには新しい風を入れたくなると思う。

確かに、この【新規開拓】は常に危険が伴う。それは、被爆の危険だ。
その意味で、自分の好きな作家が書いた本の中から選んで読書をするというのは、リスクが少なくてとても楽しい、良質な読書を味わえるというものだろう。しかし、いつまでそういう温泉巡りみたいな幸福な読書を続けてもいられない。特に僕の場合はそれが顕著で、好きな作家がことごとく遅筆だ。田中芳樹しかり、高畑京一郎しかり。”お気に入り”を読みつくしたから、そこでもう一旦読書は打ち止めです、と我慢していられるものでもない。

では、どうやって開拓するか。
手っ取り早いのは、ベストセラーに手を出す方法だろう。「売れてる=おもしろい」はまあ、大目に見ても、ニアリーイコールの記号をつけていいのかもしれない。
で、当然のごとく、そこにも例外は存在するわけで、その例外にぶちあたるとなかなかやるせないものだ。

自分に選書眼があればいいのに。いつもそう思うのだ。自分がおもしろいと思える本を、書店の膨大な陳列棚から選び抜ける目が欲しい。僕はギャンブルなんてしたくないのだ。面白みがなかろうと、もしも叶うなら、未知の温泉を巡っていたい。たとえ湯の成分とかが得体が知れなくたって、温泉といえば、ぽかぽかできるのは保証されてるみたいに。

このギャンブルは外したときのダメージが計り知れない上、悪質な地雷に遭遇したならば、「アタリかなハズレかな」のドキドキ感さえ手に入らない。パチンコやスロットみたいな俗なギャンブルでさえ、リーチさえかかれば期待が持てるというのに。起凡退承凡退転凡退結凡退(4アウトだよ)みたいな紙の無駄遣いに出会ったら最後、鬱入りは必死である。


さて、どうしてこうめずらしくマジメな文章を書いているかというと、先日、今年ワースト1確定の地雷を踏みつけてしまったからである。自信満々で。

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さて、斬っていいですか?

【本格推理委員会】
これは「第一回ボイルドエッグス新人賞受賞作」という銘柄入りで、帯には、
『これほど居心地のいいミステリは初めてだ』
なんていう煽り文句がついていた。

なんでこの本を手に取ってしまったかというと、事前に得た情報から、いくつかの要素が僕の趣向に合致していたからであった。
新人賞受賞作、審査員絶賛の煽り、ミステリ、次世代青春小説、そこそこおもしろそうなタイトル、ライトノベル寄り(あとがきによると)

で、肝心の内容であるが…。
もー、「凡駄作」の一言につきる。読み終わった本を電車の窓から投げ捨てても惜しくない、とさえ思った。1,100円もしたのに。そこまで酷いと感じるのは僕だってなかなか珍しい。

適当に箇条書きで、ダメな理由をピックアップ。くれぐれもいいこはこんな本読まないように。ネタばれだけど、関係ないよね…。

○文章が下手。リズムが悪い。下手したら、僕のほうがうまく書く自信がある。本気で。
○推理を謳いながら、最後は主人公が自分のトラウマと闘うことになるのだが、その描写が下手すぎて鬱が入る。一切感情移入できない。しかも、その闘いに打ち勝つのではなく、ただ偶然の産物により開放されるというオチ。
○キャラクターに力を入れたと著者が豪語しているが、全て見事に空回り。こんなキャラ、掃いて捨てて燃やして埋めるほどたくさんいる。しかも、そいつらが十中八九変人奇人の類。
○仮にも本格推理を意識したなら、「すさまじく勘がいい女」とか、「ろうそくの火で催眠効果」とかやるのはヤメテクレ。寒すぎるんだよ。
○鼻につきすぎるくらいに、ストーリーがご都合主義で展開する。
○見せ場のセリフがすべからく臭い。だ、誰か、コイツらにファブリーズを。

こんなのに受賞させてしまうという愚を犯した選考委員の人たちは、次回以降の賞の存続を危ぶんだほうがいいと思う。受賞作というレッテル貼ったって、こんな前例があったんじゃ、受賞作を出版したところで誰も読んでくれないよ。
彼らが正気であるとすれば、明らかに「居心地のよさ」というものを勘違いしているとしか思えない。それか、選考委員が真性のヒキヲタばっかりなのか。
きっと、タイトルにだまされてつい手に取ってしまったミステリファンがいるだろう。そして悔やんでるだろう。ザマーミロ! 畜生…。

というわけで、尊い時間と金と労力ばかり費やす地雷本、撲滅とはいかなくとも、この世から少しでも少なくなってくれればいいのにと心から願うのである。
誰か欲しけりゃこの本さしあげますから。

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2004.11.04

蔵鯖系

クライアント・サーバ・システム。
よく「クラサバ系なんたら」とかって略して使われることがあるわけだが、本日、Tさん間違えて

サバクラ系

って言ってしまいました。
あんた、近いけどちょっと違います。サーバクラッシュ系って、どんなシステムですか。自滅型システム、ある意味時代の最先端ガケップチですけど。

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2004.11.03

市民デビューしちゃいました

11月1日、丹波市発足。
人口7万3421人、俺、そのなかの1人。
暫定市長は足立梅治、元山南町長。

市名決定の過程にはいろいろ悶着あったようだけど、なんか利権がらみの匂いがプンプンするな。
無主物先占というか。市名も建築物と同じで、一度成立させてしまえば、どんな利害関係者が現れて異議唱えようが、保護するための法律がちゃんとあろうが、居直れるものらしい。建てたもの勝ち、名乗ったもの勝ちというわけだ。

このたび丹波市を名乗って、「丹波ブランド」ゲット!
これで地域特産(薬草?)を丹波ブランドで売ってりましょうぞ! という魂胆か、おい。

「丹波」は広い地方を指す地名で、どっちかというと京都寄りの地域である。これが一色宏八(※)の教えだ。
その見方を借りると、本来丹波地方で共有されるべき地名(ブランド)である「丹波」を氷上郡に独占された、と抗議がなされるのも一層当然のことのように思える。

利害関係とかから自由な場所にいる氷上郡民は、きっと一度はこう思ったことだろう。
『氷上市でいいやん』
僕も全く同感である。

全くもって狡い。
丹波ブランドって何だ? そんなちんけな無形物を無理矢理引っ張ってきて功績ぶってる輩がいるっていうのが度し難い。なんて田舎だ。
どーせなら、

第2東京市

と首都を僭称してみるとか、

氷上ソナタ市

とブームに乗ってみるとか(乗り遅れ過ぎです)、

氷上市1969

と、いっそのこと市町村制から脱却してみるとか考えはしなかったのか。

頭固すぎだよ、合併協議会。丹波に固執する必要がどこにある? 既存のブランドを借り受けようだなんて、人間小さすぎ。誰だよ、そんな連中を合併に携わるような委員にした奴は。老害とはまさにこういうジジイ達のコトを言うのだろう。
上の3つを実現させろだなんて言わない。けど、市名決定の過程をざっと見てみて、一からブランディングしますっていう気概が微塵も見えないことこそが問題じゃないかと思うのである。





※:一色宏八
柏原高校の国語教師(非常勤)。担当は古典。
代表的な発言に「トイレで泣かなんど!」、「教壇は聖域やねんど」などがある。

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